WindowsからMacに移行してマウスカーソルに違和感を感じたことありませんか?
どうやら、マウス加速度と遅延があるんだとか。
■加速度
早くマウスを動かすとその分多めにポインターが移動する、Accelerationの事。この加速計算がOSXとWIndowsでは異なっている。
■遅延
「マウスを動かしてから画面上のマウスカーソルが反応するまでの時間」が、Windows や Linux に比べて遅い。という事。数値で言うと32ミリ秒の遅延が発生しているそうです。フレームレートが60Hz(1秒間に60コマを表示する)場合、実に2コマ分の遅延が生じることになります。
そこで少しでもこの気持ち悪い感じをなくす為の方法を幾つか紹介したいと思います。
SmoothMouse for OS X を利用する
大抵がこの定番アプリを導入している方が多いようです。もちろんフリーウェア。
AppStoreからはダウンロードできないので、smoothmouse.comからダウンロードします。
ダウンロードしたファイルからインストールして、システム環境設定から設定メニューを開きます。
マウスでカーソル操作する場合には『Enable for mice』にチェックを入れます。
トラックパッドで操作する場合には『Enable for trackpads』にチェックを入れます。
『Acceleration』が加速度の設定。
Windowsと同様にする場合は『Like in Windows』
OSXのままで使う場合には『Link in OSX』
加速させず等速で動かす場合には『Off』を選択でOK。
『Velocity』はマウスカーソルの移動速度。
最大速度で設定した時、32msの遅延や加速度計算の差異を高いレベルで体感するはずです。
アンインストールは『About』の画面内にボタンがあります。
Mouse Acceleration Preference Pane for Mac OS X を利用する
こちらもMac OS X でマウス加速を OFF にできるフリーソフト。
マウス・トラックパッドの加速度を別々に設定できるから、マウスだけ加速 OFF なんて事も出来ます。
ダウンロードはこちらから。
設定は以下のたった2つだけというシンプル具合。
- 「Mouse」 → 「-1.0X」 に設定
- 「Enable mouse acceleration at login」 → チェック
これで再起動後も加速度の設定が維持されます。
まとめ
あんまりスピードが早すぎても使いにくいですが、こうやって比べてみるとやっぱりMacのマウスの初期設定だと使いにくいなと感じます。
とはいえ自分の好きなようにカスタマイズできる事が強みだと思いますのでこれ以外にもあらゆる面で使いやすい設定があったら試して見たいと思います。
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