最近、大手企業やらなんやら情報漏洩で取り沙汰されるのをよく見かけます。
大抵の原因はヒューマンエラーによるものだと言われてます。
自分は大丈夫なんて安心はしてはいけません。
スマホが普及しいろんなサービスがある中、アカウントやらなんやらでIDとPASSを設定しまくってますよね。ずばり、全てのPASSを同じ文字列とかちょっと変更しただけとかにしてませんか?
当たり前ですが、そんなのすぐに解かれますよ。
世の中のハッカー集団を舐めてはいけません。
とまぁそんな話をしたかった訳ではないのです。
IT関係の仕事をされている方は今更すぎるかも知れませんが、個人で使用のパスワードを「いかに安全に」、「いかに簡単に」管理する方法を紹介します。
しかも無料のツールなんでご心配なく。
Keepassはほぼ全てのデバイスで使用可能パスワード管理ツール!
iPhoneやMacユーザーであれば「1Password」が有名ですし、すごく便利です。
でも高い…。高すぎるんです。
iPhone版で1200円、Mac版で6000円。
便利とは言えちょっと手が出しづらい価格ですよね。
そこで今回紹介するのが「Keepass」です。
結論から言わせてもらうと、
無料でIDとPASSの組み合わせを保存しておけるツールです。
MacやWindows単体で使用しても問題ないのですが、有名オンラインストレージサービスの「Dropbox」を使用して、あらゆるデバイス間で同じパスワードファイルを閲覧可能にします。
それでは実際に手順を説明していきたいと思います。
KeepassXを公式サイトからダウンロード
KeePass X の公式サイトよりMac版をそれぞれダウンロードします。
公式サイト
日本語ファイルを別途ダウンロードしなくても日本語で表示されます。
※Windows版は殆ど変わらないので今回は割愛させていただきます。
Macどちらかのパソコンから「KeePassX」を開くと、マスターキー(KeePassXで作成するデータベース用のパスワード)の設定画面が出てきますので好きなマスターパスワードを入力します。
「KeePassX 」はパスワードを管理するデータベースを複数作成することができ、マスターキーはデータベース毎に設定します。
更にセキュリティを強化したい方はキーファイルも設定することができます。
下の画面が表示されない場合や、新しくパスワードのデータベースを作成する場合には、「ファイル」→「新規データベース」でも設定可能です。
グループを作成してパスワードのグルーピングが可能
デフォルトで作成されたグループがあります。
これにどんどん追加していってもいいですが、自分でグループを作成して行った方が後々分かりやすいと思います。という後からグループ自体も編集できますので問題無いですが。
画面上の「グループ」→「新規グループ」より作成できます。
エントリーを追加していきます。
管理するパスワードを追加するには、画面上の「鍵マーク」を選択するか、
「エントリー」→「新規エントリーの追加」で行う事ができます。
Dropbox上にデータベースファイルを保存する
「Dropbox」をまだ利用していない方は会員登録し、PC上のフォルダを生成してから開けるようにダウンロードしてください。
前段階の「KeePass X」で作成したデータベースを「ファイル」→「データベースを保存」から保存します。
データベースの保存先を「Dropbox」の任意の場所にします。
一旦「KeePassX」を閉じ、別のパソコンで「ファイル」→「データベースを開く」から「Dropbox」内のデータベースを選択します。
これですべてのデバイスで共有完了!
そう、要するにパスワードの保存場所をオンラインストレージ上で行う事で、
あらゆるデバイスでもネットにさえ繋がっていればアクセス可能にするという事です。
言っておきますが、Drop BoxのIDとPASSを解きやすい物してしまっては本末転倒なので注意して下さい。
マルチデバイス対応なのでそれぞれダウンロード
Macの他にも下記のようなデバイスに対応していますので、必要に応じて導入してみてください。
とは言えサードパーティというか有志が制作している物が殆どなので色んなKeePass関連アプリを使用してみて好きな物を使用するというのがおすすめです。
自分の場合は下記のアプリで落ち着きました。
iPhone/iPad:MiniKeePass
Android:KeePassDroid
USBメモリ:KeePassPortable
[おまけ]自動入力機能でスマートにログイン可能
Mac版のKeepass Xはエントリーが選択された状態で「⌘+V」を押すと、
直前に操作していたアプリケーションに目掛けて自動入力のクエリを放ちます。
なので、ログイン画面を開いてIDの欄にカーソルが入っている状態でKeepass Xを選択し、入力するエントリーを選択した状態で「⌘+V」を押せば勝手にアプリケーション間を移動して自動入力しログインまで行ってくれます。
サイトによってはID入力とPASS入力のフォーム移動がTABキーを押すだけではないものあったりすします。
そういうサイトの時はシークエンスをカスタマイズできるので問題なし!
そこら辺の細かい設定はこちらを参照して下さい↓
【Keepass X 複雑なアカウント入力でもオートで入力可能に!】
うーん、なんて便利。
是非活用してみてください!
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